かび毒(アフラトキシン,マイコトキシン)

photo by kaori
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かび毒 今なぜカビ毒(アフラトキシン)か?

カビは目に見えるため、食品に生えたり混入したりしてもすぐに分かるため、今までは食品安全上それほど重要視されてきませんでした。
もちろん、桃の天然水など、たまに清涼飲料水にカビが混入したための回収騒動はありますが、わたし達消費者としても、見て分かるため、例えば狂牛病の時のようなパニック状態にはなりませんでした。
しかし、カビは毒を作るものもあります。カビの毒はマイコトキシン (mycotoxin) と呼ばれ、もっとも有名なカビ毒であるアフラトキシンは地上最強の天然発癌物質であり、その毒性はダイオキシンの10倍以上といわれています。
カビは細菌よりも乾燥に強く、低温でも増えるため、カビの防止方法には食品会社各社でも頭を痛めていて、ソルビン酸とクローブをあわせて使うなど、さまざまな手段を組み合わせて対策をとっています。
カビは細菌よりも培養検査に時間がかかるため、より迅速な検査方法が求められていますが、カビの簡易キットの研究は遅れており、迅速検査キットもまだまだの状態です。
以前、ソバの輸入はブラジルからのものが大半を占めていました。しかし、赤道を越えるため高温になり、カビが発生し、カビ毒が産生され、大問題になりました。
現在ソバの輸入は、中国を始め、北半球からが大部分を占めています。
わたし達にとっても、カビ毒は意外と身近なものなのです。
カビ毒(マイコトキシン)は,現在までに300種類以見つかっています。気候にって発生するカビが違いますから地域性が見られ、日本など温帯から寒帯にかけては、アカカビなどのによるトリコテセン類汚染が米、麦、穀類、飼料用トウモロコシなどで問題になっています。インド、タイ、アフリカ、北米南部など熱帯や亜熱帯地方を中心とした地域では、アフラトキシンが問題です。

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代表的なカビ毒(マイコトキシン)

その他、300種類以上ものカビ毒が発見されています。

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アフラトキシンについて

アフラトキシンは恐ろしい毒をもっていますが、日本ではアフラトキシンを作り出すカビは棲息していません。すべて、輸入食品が問題となっています。

厚生労働省はトルコ産と米国産乾燥いちじくを全輸入ロットで、アフラトキシンの検査命令を出しました。
アフラトキシンはカビ毒の一種です。日本の輸入検疫では、付着しているものは、輸出元に積み戻されるか廃棄されます。2005年、本年に入って6月までに、乾燥いちじくは138件648トンの輸入が届けられ、3件16トンが積戻しなどの処分されています。
 後で述べますが、日本にはアフラトキシン産出のカビは棲息していません。国内産では、ほとんど心配が入りません。輸入農産物の問題です。輸入落花生、ピスタチオナッツ、ブラジルナッツ、ジャイアントコーン、アーモンド、クルミ、チリペッパー、レットペッパー、ナツメグ及びハトムギには検査命令が出され全輸入ロットで検査されています。家畜に直接給与される配合飼料に指導基準値を定めて、飼料用トウモロコシは国が監視検査を行っています。輸入米も検査されています。
今年、厚生労働省が20食品、875試料の調査を行った結果、濃度は低レベルでしたが、ピーナッツ、チョコレート、ピスタチオ、はと麦、そば粉、香辛料、ココア、ピーナッツバター、アーモンド、コーングリッツからアフラトキシンが検出されました。